熱処理

ヤスキハガネに熱処理を施し、魂を込めます

当社は一貫した生産工程の中で、特殊鋼の粗加工と熱処理、そして仕上げ加工を施し優れた性質の部品をお届けします。

武士の魂が刀であったように、刀づくり職人はその熟練した技を一刀一刀に入魂してきました。焼入れと鍛錬を繰り返すことにより、折れず曲がらずよく切れる日本刀は創られたのです。

日本刀を創るのに必要不可欠なものが和鋼であり、この和鋼は伝統的手法の「たたら製鉄」により創られます。この「たたら製鉄」を引き継ぐもののひとつに特殊鋼があります。

特殊鋼は、鉄(Fe)-炭素(C)系の鋼にクロム(Cr)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)、バナジウム(V)、タングステン(W)、コバルト(Co) などの特殊元素を組み合わせ原料の量を変えて、製品・部品の用途や目的に合った欲しい硬さや靭性を得ることができます。

この特殊鋼(ヤスキハガネ)の特長を生かすのに必要不可欠なのが『熱処理』。言い換えれば『焼入れ』と『焼き戻し』です。

当社は世界に冠たる「ヤスキハガネ」を主に使い、材料切断から粗加工と仕上げ加工のみならず、真空焼入れ炉、各種焼き戻し炉を駆使し、当社内で熱処理を行っています。この一連の生産管理と品質管理により、ご要望に合った性質の部材をお届けすることが出来ます。

確かな信頼性

硬サ測定
硬サ測定

ヤスキハガネの特長を生かすのに必要不可欠なのが『熱処理』であるならば、確かな『熱処理』であるという裏づけが必要です。

わが社で行う熱処理ひとつひとつに硬サ測定を行うことはもとより、顕微鏡組織写真を撮影、検査してお客様から信頼を頂いております。

顕微鏡組織サンプル 材質:SKH51相当材
正常組織
正常組織
異常組織(オーバーヒート)
異常組織(オーバーヒート)