KEI IWASAKI

岩崎 景

実際につくる人

2013年入社
松江工業高等専門学校 電子制御工学科出身
ベーン事業部 ベーン製造1課

さらに経験を積み「金属熱処理技能士特級」の取得を目指します。

岩崎さん
INTERVIEW.001
QUES
TION.
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入社のきっかけは

私は高専で電子制御工学を学んでいましたが、そこで学んだことを活かせる仕事に就きたいと考えていました。就活でいくつかの「地元でものづくりをやっている会社」を検討しましたが、その中でも特に扱う機械の種類の多さや、生み出す製品の分野の広さに魅力を感じて、守谷刃物研究所への就職を決めました。

岩崎さん
QUES
TION.
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現在どのような仕事をしていますか?

金属を熱して冷やす「熱処理工程」を担当しています。金属加工においてこの「熱処理」は非常に重要な工程で、熱処理をしないと鋼は柔らかく傷つきやすいので、製品としては使い物にならないんです。
高温に熱してから急激に冷却する「熱処理」を施すことで、鋼がより堅く丈夫になります。

熱処理の作業自体は単純で、決められた温度に熱した装置の中に製品を投入し、決まった時間熱して冷やすだけなのですが、難しいところは、人間の目による製品の合否の判断です。
処理の前後で見た目は変わらないので、硬度測定器を使って堅さを確かめたり、顕微鏡で組織を観察しながら仕上がりを確認するのですが、合否についてひとりで正しい判断を下せるようになるまでには、ある程度の経験が必要です。

その点、「金属熱処理技能士特級」の資格を持っているベテランの先輩は経験値がズバ抜けて高いので、トラブルが起きてもすぐに原因を突き止めて的確な対処ができるので、とても尊敬しています。
自分も早く先輩のようになりたいです。

QUES
TION.
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社内で初の男性育児休業取得者だそうですね?

はい、ちょうど政府が男性の育休取得を推奨し始めた時期でしたので、思い切って取得を申し出たところ、周囲も理解を示してくださり、3カ月間の育休を取得させてもらいました。
やはり子どもにとって生まれてすぐの3カ月間は大切だと思ったので、できるだけ父親として関わりたいなと。
育休中は、乳児の世話にかかりっきりの妻に代わって、家事や買い物に行くのが僕の役割でしたね。

もちろん同僚には負担をかけた部分も多々あったかと思うのですが、別の部署の方が応援に入ってくださり、皆快く協力してくれましたし、復職後も何かと気遣ってくれました。
その後2人目の娘が生まれたときも再度育休を取らせてもらうことができたので、同僚の皆さんには心から感謝していますし、育休を取って良かったなと思っています。

岩崎さん
QUES
TION.
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今後の目標を教えてください。

これからも経験値を積んで、先輩のようにトラブル発生時に柔軟に対応できるだけのスキルを身に付けたいと思っています。
そして「金属熱処理技能士特級」の資格取得を目指します!

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